山九（株）は7月4日、広東外語外貿大学東方言語文化学院と経済的理由から学業の継続が困難且つ優秀な学生を対象とした、｢山九育英金｣の設立についての覚書を締結した。
山九は､会社設立時より事業を通して中国との交流を続けており、戦後は、1975年の武漢製鉄所、1979年の宝山製鉄所へのプラント輸出業務を担当した。
このような中国との関係をさらに深めると共に、中国の発展に寄与するため1980年より中国交通部より｢研修生｣（06年27期、144名）を受け入れ物流業務の実務研修を行ってきた。
現在、北京・天津・上海・広州・香港などに10の現地法人を展開し中国国内・外の物流・機工事業を進めており、ＣＳＲの観点から中国との関係をさらに強め、地域社会への貢献の具体的取り組みとして、｢山九育英金｣の設立を行うこととなった。
｢山九育英金｣概要
対象大学：広東外語外貿大学東方言語文化学院
基金内容：
・助学金（学費相当額）－年額5,000元贈与・・・各学年4名計16名
・貸学金（生活費）－年額6,000元貸与、（帰省実費）年2回3,000元まで、助学金対象のうち各学年2名計8名
・研究基金（日本研究のため）－年額20,000元、広東外語外貿大学東方言語文化学院
運営開始：2006年9月より
