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三菱ふそう/ハイブリッド小型トラック新発売

2006年07月10日/未分類

三菱ふそうトラック・バス(株)は、パラレル式ディーゼルハイブリッドシステムを搭載した小型トラック「キャンターエコハイブリッド」を発売を開始した。

「キャンターエコハイブリッド」は大幅な燃費向上と排出ガス低減を実現し、運転操作の負担を軽減したイージードライブも提供し、環境性能面でも世界で最も厳しい「新長期排出ガス規制(平成17年規制)」の規制値を、小型トラックとして国内で初めてクリアし、国内ブランドのハイブリッド商用車の中ではトップレベルの燃費。

商品特長
「キャンターエコハイブリッド」はEcology(環境性能)、Economy(経済性)、EasyDrive(イージードライブ性能)の3つをコンセプトに、これらをバランス良く実現することで、社会とユーザーの皆様に優しい小型トラックを提供。
(1)パラレル式ハイブリッドシステムの採用
「キャンターエコハイブリッド」はパラレル式ハイブリッドシステムを採用し、それに3リッターの小排気量ディーゼルエンジンと、新開発の薄型モーター、機械式自動トランスミッションINOMAT-II(イノマット-II)を組み合わせた。

モーターとエンジンの双方で駆動できるため、状況に応じて最適なモードを使い分け、CO2削減や燃費の向上に効果を発揮する。

クラッチとトランスミッションの間にモーターを配置することにより、モーターのみでの発進が可能となり、熱効率の高い定常走行時はエンジンのみで走行。

加速時や登坂路ではモーターとエンジンの両方を使って走行します。制動時にはモーターを発電機として使用し、制動エネルギーを回生して電気エネルギーとして電池に貯め、大幅な低燃費とCO2削減効果を発揮する。

(2)小型トラック初、新長期排出ガス規制をクリア
「キャンターエコハイブリッド」の環境面の最大の特長は、排出ガスの大幅な低減で、エンジンは、新開発の4M42型3リッターディーゼルインタークーラーターボエンジンを搭載し、従来型エンジンに比べ、窒素酸化物(NOx)を41%、粒子状物質(PM)を46%削減することで、世界でもトップレベルの厳しい新長期排出ガス規制(平成17年規制)を小型トラックとして初めてクリアした。

(3)機械式自動トランスミッションINOMAT-II
マニュアルトランスミッションをファジー制御により自動化した、機械式自動トランスミッションのINOMAT-II(イノマット-II)を搭載。変速時のモーターとの同期作用などの優れたマッチングにより、スムーズな変速を実現。

(4)EZGO&ISSシステム
「キャンターエコハイブリッド」には、坂道での車両停止後、ブレーキペダルから足を離しても制動力を保持する坂道発進補助装置EZGO(イージーゴー)を標準装備し、モーターのアシストと併せてスムーズな発進が可能となる。

また、ISS(アイドリング・ストップ&スタート)システムも標準装備しました。信号待ちなどの停止時にNレンジへのシフト操作でエンジンを自動停止、発進時にDレンジにシフト操作することで、駆動用モーターによるエンジンの自動始動を行い、排出ガスの低減、騒音の減少、燃費の向上に貢献する。

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