三菱ふそうトラック・バスは2月25日、2008年（1月-12月）の世界販売台数が前年比4.8％増の197,724台（前年：188,719台）となり、過去最高を記録したことを発表した。
要因は、第3四半期まで世界各国の良好な経済状況に支えられ、東欧7ヶ国への新規参入等により好調を維持し、海外販売が前年比15.6％増の155,698台（前年：134,745台）と過去最高を記録したことによる。
地域別では、東南アジアが前年比41.5％増の56,058台（前年：39,628台）を達成、中でもMFTBC最大の輸出国であるインドネシアが前年比57.8％増の46,968台と過去最高の販売台数を記録した。
その他地域では、中東が前年比8.8％増の34,675台で過去最高を記録、アフリカが前年比15.6％増の16,331台、欧州が前年比9.6％増の20,757台、中南米が前年比21.8％増の10,966台を記録するなど多くの地域で前年を上回った。
しかし、国内販売は需要低迷の影響により、前年比22.1％減の42,026台（前年：53,974台）にとどまったが、海外販売がそれをカバーし、世界販売は前年比4.8％の197,724台の過去最高を記録した。
