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米ビール大手ミラー社/卸・小売業向けEDIネットワークにGXSソリューション採用

2006年08月03日/未分類

米GXS,Inc.(以下:GXS)は、米国第2位のビール醸造会社であるMiller Brewing Company社(以下:
ミラー社)がGXS社のB2Bアウトソーシングサービスを採用したと発表した。これにより、ミラー社製品を扱う独立系ディストリビュータと小売業者との電子商取引ネットワークが構築される。

米国の小売業者は食品系・飲料系ディストリビュータのEDI(電子データ交換)対応を求めており、しばしばEDI対応が取引条件の一つとなるケースも出てきている。

また、ミラー社の取引先である独立系ディストリビュータの多くは、専任のITスタッフをつけられないため、EDI化の課題となっていた。

こうした現状をふまえ、ミラー社はGXSに、ディストリビュータと小売業者との間の受発注業務や決済業務を簡単に電子化できる「企業間統合ハブ」の構築を依頼した。なおミラー社はディストリビュータの支援のために今回の「企業間統合ハブ」の構築費用の一部を負担している。

米国内6ヶ所の醸造所に加え、ディストリビュータネットワークと40以上の銘柄を持つミラー社のデマンドチェーンは複雑になっていたが、GXS社のB2Bアウトソーシングサービスである「GXS Managed Services」の導入により、ミラー社とその取引先ディストリビュータは、DDSNへの第1歩を踏み出し、専用人員を追加することなく、運用コストの削減、生産性の向上、業務パフォーマンスの改善といったメリットを享受できる。

特にミラー社においては流通システムの簡素化とそれに伴うコスト削減を、小売業者においては購買、受け取り、支払いプロセスの自動化、注文精度の向上による売上増加、受注処理、輸送、請求、会計業務の自動化、請求書の不一致の削減、配達時間の短縮などの多くのメリットがある。

さらに、本ソリューションの導入により、ディストリビュータ各社はミラーブランド以外の製品の仕分けも行えるようになり、取り扱う全製品の棚管理を容易に行うことができる。

ミラー社は、企業間B2Bアウトソーシングプロバイダーとして約20年もの実績があるGXSソリューションを採用しました。GXSは、ミラー社やディストリビュータの重要な顧客である多数の大手食料品店やコンビニエンスストアチェーンとの豊富な取引実績を有している。

問合せ
GXS(株)
東京都港区赤坂 1-11-44赤坂インターシティ3F
Tel03-5574-7545
http://www.gxs.com/jp/

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