日本精工(株)は、鉄鋼設備、工作機械、建設機械、鉄道車両、航空機、ロボット、風力発電機などに使用される産業機械向けころ軸受用の新工場を神奈川県藤沢市に建設する。
この工場の完成により、既存工場と合わせてころ軸受の売上高を現在の600億円から2年後に800億円に拡販し、ころ軸受分野のグローバルなシェアアップを実現する。
創立90年を迎えるNSKの生産拠点の中核、藤沢工場で培った製造ノウハウの活用、NSK技術開発センター(神奈川県藤沢市)との連携と神奈川県の高度な技術を保有する人材の活用等をねらい、神奈川県藤沢市桐原工業団地を新工場の建設地とした。
2008年度までに総額約113億円を投じ、建築面積約15,000㎡の環境に配慮した都市型工場とし、工場従業員も百数十名以上を増員、高精度軸受の一貫製造を行う。
新工場概要
所在地:神奈川県藤沢市桐原町12番地
着工:2006年10月
竣工:2007年12月
操業開始:2008年1月(予定)
建築面積:約15,000㎡
延床面積:約16,175㎡
用途:軸受製造工場
総投資額:約113億円(申請投資額:約74億円)