（株）デンソーは、米国のケンタッキー州にある生産拠点、キョウサン・デンソー・マニュファクチュアリング・ケンタッキー（KDMK）を拡張する。
米国で需要が拡大する自動車用フューエルポンプモジュールおよびその構成部品であるフューエルフィルタ、フランジの生産能力を増強するために、既存の敷地内に建屋面積約7,850平方メートルの工場を増設する。
総投資額は約2,710万ＵＳドル（約31億円）を計画している。拡張に伴い、7月に1,600万USドル（約18億円）を増資した。
増設する工場は、今年8月に着工し、2007年3月までに完成、同年6月に稼動する予定。今回の拡張により、KDMKは、売上が05年度の7,400万USドル（約84億円）から、2010年度に1億6,000万USドル（約180億円）まで増加すると見込んでいる。
また、KDMKの従業員数は、現在約280人だが、2010年までに約430人まで増やす予定。
KDMKの概要
社名：（日名）キョウサン・デンソー・マニュファクチュアリング・
ケンタッキー有限会社
会社設立：2003年4月
所在地：米国ケンタッキー州マウント・スターリング市
資本金（増資後）：2,680万ＵＳドル（約31億円）
出資比率：キョウサンデンキアメリカ（株）70％
デンソー・インターナショナル・アメリカ（株）30％
社長：広政俊一郎（ひろまさしゅんいちろう）
従業員：約280人（2006年7月末時点）、約430人（2010年見込み）
事業内容：フューエルポンプモジュール、排気バルブ等の製造
建物床面積（拡張前）：約7,500㎡（オフィス面積を含む）
建物床面積（拡張後）：約15,350㎡
