ケネディクス（株）は、平成18年12月期中間決算短信（連結）の中長期的な経営戦略で、これまで、同社グループは不動産ファンドの投資対象をオフィスビルや賃貸住宅から商業施設や物流施設へと拡大したが、今後も魅力的な投資対象を確保する目的から、介護・医療施設やホテル等、投資収益が施設の運営に依存する事業性の高い不動産にも着目しているという。
経営成績では、ことし2月には、三井物産（株）と中央三井信託銀行（株）との共同事業である日本ロジスティクスファンド投資法人が公募増資を実施し、また5月には同社グループの100％子会社が運用するケネディクス不動産投資法人が公募増資を実施した。
18年6月末現在、資産規模は日本ロジスティクスファンド投資法人が693億円、ケネディクス不動産投資法人が1,403億円と大幅に拡大したという。
