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フレームワークス/中国企業とSIパートナー契約

2006年08月14日/国際

(株)フレームワークス子会社の北京飛龍日恒科技有限公司(以下:北京飛龍)は8月11日、中国企業の上海国宝物流系統工程有限公司(以下:上海国宝物流)との間にシステム・インテグレーションパートナー契約(以下:SIパートナー契約)を締結した。

同社は、WMSは、パッケージ製品として自社開発しており、SIパートナー契約による有償でのライセンス許諾を行っている。

これは、同社の直接販売だけでは広い営業エリアや顧客層に対して、製品・サービス・保守を提供することができないため、パートナー企業と連携することにより国内外の様々な企業に製品・サービス・保守を提供することを目的としているもの。

なお、同社製品の「Logistics Station iWMS.中国語版」は、平成18年2月に中国情報産業省の国内販売パッケージソフトウェアに登録されており、中国国内での販売が可能となっている。

中国は世界の製造拠点だけでなく巨大マーケットとしてもその地位を確立しており、近代化が加速する中、先端の物流システムに対する需要は急速に高まってきている。

平成17年3月に中国現地法人北京飛龍を設立し、中国の物流情報サービス市場において幅広い顧客層に製品提供していくために、中国進出企業(日系企業)への直接販売はもとより、現地パートナー企業(中国企業)の開拓に取り組んでいた。

この度、北京飛龍がSIパートナー契約を締結した上海国宝物流は、中国において物流コンサルティングや物流システムの構築、物流関連部材の製造販売などを提供する企業グループ「国宝集団」のうちIT分野、コンサルティング分野を統括する会社であり、今後の幅広い顧客層(中国企業)への製品提供に貢献するものと思われる。

また、中国企業とのSIパートナー契約は、グループとして、今回、初めての締結であり、自社開発のソフトウェアライセンスを有する同社グループにとって、直接販売以外で製品提供を今後推進していくという意味では、本格的な中国市場進出の第一歩となる。

今後とも引き続きパートナー企業の開拓に努め、中国の物流情報サービス市場における標準WMSを目指す。

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