(株)クリムゾンはパイオニアトレーディング(株)の株式を100%取得することにより子会社化した。
パイオニアトレーディング社株式取得の理由は、同社卸売事業では主に米国ライセンスによるブランドを複数有しているが、平成16年より自社で企画・生産した商品を直接消費者に販売するSPA業態による小売事業を開始している。
一方、パイオニアトレーディング社は、昭和47年に「Indio」ブランドを初めて渋谷に出店、その後も継続した出店を行い、SPA事業に特化したレディスカジュアルアパレルとして認知されている。
今回パイオニアトレーディング社の株式取得を通じて、同社は卸売事業と平行してSPA事業をノウハウ吸収の上確立させ、相乗効果を通じてパイオニアトレーディング社の事業成長が見込めると判断した。
相乗効果は、同社の中国・国内の生産・物流体制の使用による原価低減と納期短縮、商品管理システムの統合による管理体制強化、管理部門統合による費用効率化を見込んでいる。