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本田技研工業/国内の生産体制強化

2006年09月21日/未分類

本田技研工業(株)は、世界の二輪車需要拡大と商品および生産技術の進化に対応するため、国内の二輪車生産を熊本製作所に集約し、世界の二輪車生産をリードするマザー機能を強化する。

さらに、浜松製作所においては、世界規模で需要が高まっているオートマチックトランスミッション(以下:AT)の生産体制を強化する。

同社は、アジアを中心に二輪事業を拡大し、2010年の世界販売台数は、1,800万台以上(2005年比:約572万台増)を見込んでおり、環境・安全など二輪車への先進技術の適用拡大により、生産技術も進化しており、新機種立ち上げや技術者の育成など、世界の生産拠点のリーダーとしての日本の役割は年々高まっている。

これを受け、浜松製作所で行っている中・大型二輪車(排気量250cc超)の生産を、2008年より順次、熊本製作所での生産に切り替え、技術・ノウハウを集約する。集約にあたっては、熊本製作所の敷地内に年産60万台規模の二輪車工場を建設する。

この施策により、熊本製作所は、世界の二輪車・ATV(All-terrainvehicle)の生産をリードするマザー工場として、生産技術と新機種立ち上げに関わる技術レベルをさらに高めるとともに、技術者育成も進め、高度な技術を世界の生産拠点に展開する体制を強化していく。

また、世界各地域での四輪事業拡大により、2010年には450万台以上(2005年比:約113万台増)の販売を見込んでおり、今後のAT需要拡大と技術の進化に対応すべく、AT生産のマザー工場である浜松製作所の生産体制を強化する。中でも、高度な生産技術が要求されるミッションギアの需要拡大に応えるため、生産能力を増強し、今後の増量分の大半を内製化する。

具体的には、現在の二輪車工場を、ミッションギアの生産工場とし、塑型から機械加工まで一貫生産を行う高効率な体制構築を目指していく。

さらに、新しい鋳造工場の建設や機械加工および組立ラインのリノベーションなどを行い、部品を含むATの生産体制を進化させ、培った先進の生産技術を世界の拠点へ発信する機能を強化していく。

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