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アイエニウェア/RFIDシステム構築のためのミドルウェア最新版販売開始

2006年09月28日/IT・機器

アイエニウェア・ソリューションズ(株)は9月、RFIDシステム構築のためのミドルウェアの最新版、「RFID Anywhere2.5」の販売を開始した。

RFID Anywhereは、エッジ(デバイスからタグデータが取り込まれるポイント)におけるデータ処理や、様々な機器/プロトコル/規格の混合環境への対応、柔軟なRFIDネットワーク構成と容易なアプリケーション開発を最大の特徴としたミドルウェアで、RFIDシステム構築時に直面する様々な問題を解決する。

RFID Anywhereの特長

1)ハードウェア、プロトコル、データの抽象化
ハードウェア、プロトコル、データを抽象化するため、アプリケーション側ではこれらを意識せずに開発が可能。デフォルトで複数のハードウェアに対応している上、新たなハードウェアに対応するコネクタ(ドライバ)の開発も可能で、最新規格や標準に柔軟に対応している。(ISOとEPC双方の標準規格をサポート。EPCGlobal会員、ALE対応済)

2)分散アーキテクチャ
機能の異なるモジュールをネットワーク上のPCに分散配備し、RFIDで生成される膨大なデータの中から必要なデータだけを適切なところで処理できまる。

3)シミュレータ
シミュレータを装備しているため、ハードウェア購入前にRFIDシステムの構築、テストを実施することが可能

4)Web管理コンソール
Web管理コンソールを利用して容易にシステムの構築や管理ができる。

5)Visual Studio拡張モジュール
Visual Studio拡張モジュールを装備しているため、オープンな環境で、アプリケーションが実行する処理やルール、その手順を柔軟に開発できる。

6)様々な外部システムへのインターフェース
様々な外部システムへのインターフェース(基本6種類)を装備しているため、外部アプリケーションとの統合が容易。

7)カスタマイズ・レポートの自動生成
カスタマイズ・レポートの自動生成・送信により、アプリケーション開発時間や費用を節減できる。

■対応規格
・EPC0
・EPC1
・EPC1Gen2(ALE対応済み)
・EPC1.19
・EM-4222/4223
・ImpinjZuma
・ISO18000-6a/b/c
・ISO15693
・ISO11784/11785
・カスタムデータ

■価格
開発者版
価格:154万円
内容:
・開発用ライセンス
・トレーニング
・製品保守サポート
・デバイスは10台まで接続可能

運用版
価格:154万円
基本パッケージ
(RFIDAnywhereと1デバイス・ライセンス)195万円
デバイス追加により(デバイス・ライセンス)19万5千円/デバイス
例えば、20デバイスを使う場合、195万円+(19万5千円*19デバイス)
内容:
・運用ライセンス
・トレーニング
・製品保守サポート
・サポート・ライセンス別途

アイエニウェア・ソリューションズ(株)
http://www.ianywhere.jp/index.html

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