（社）中部産業連盟と南山大学数理情報研究センターは11月1日、Operations Research導入の成功事例セミナーを開催する。（参加無料）
■開催概要
日時：11月1日（水）14：00～16：30
会場：南山大学・名古屋キャンパスD棟DB－1教室（名古屋市昭和区山里町18）
参加費：無料
詳細、申込みは、下記URLを参照。
http://www.chusanren.or.jp/01whatsnew/index_or.html
■プログラム
14：00～14：50
「南山学園でのORプロジェクトの事例」
南山大学数理情報学部教授鈴木敦夫
15：00～15：30
「コスト削減の切り札！オペレーションズ・リサーチによる製造業物流改善事例」
（株）サイテック・ジャパン シニア・コンサルタント 鈴木 貴
オペレーションズ・リサーチという数理的手法を用いた物流改善の事例を紹介。ＯＲ手法を用いた分析で得られる効果は、コスト削減に限らず現状の物流の問題点を顕在化し、全社的に問題解決へ取り組む大きなきっかけにもなる。
異なる業種での取り組み事例をわかりやすく紹介し、製造業における物流改善への効果的な取り組みを提案。紹介事例は、印刷製造業の物流センターへのトラックの適正な配置台数の分析、青果物用コンテナの適正在庫量の分析、飲料メーカーの季節需要を加味した生産品目の割当ての分析など。
15：40～16：30
「企業経営におけるオペレーションズ・リサーチの役割」
（株）サイテック・ジャパン 代表取締役 伊倉義郎
オペレーションズ・リサーチを利用した最適化意思決定支援システムが、企業経営にどのような効果があるのかを説明。日常の業務で大規模な意思決定問題を解かなければならないビジネスでは、最適化アルゴリズムを実装した意思決定支援システムが頻繁に使われている。
特に業界をリードするエクセレント・カンパニーでは、近年益々高度な数理最適化手法を取り入れたシステムが駆使され、多大な効果を上げている。
その一方で、このような最適化システムは企業秘密となり、数理的手法の利用方法は公表されず、潜在的企業間競争力の差になっている。
この講演では、このような最適化システムがどのように構築され、どのように利用されているかを解説し、各企業で最適化システムを利用できる機会をどのように発見し、開発から運用に至るまでのプロジェクト管理についても解説する。
問い合わせ
社団法人中部産業連盟
会員サービス部
担当：河田・近藤
〒461-8580
名古屋市東区白壁3-12-13
TEL052-931-9826
