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サクサ、ソラン、フジタ製薬/畜産でのトレーサビリティシステム開発

2006年10月20日/未分類

サクサ(株)、ソラン(株)、フジタ製薬(株)は、共同で小型ICタッグを利用し家畜1頭ごとの飼料や投薬などの生産・流通の履歴情報を管理するシステムを開発した。

生産現場で使用するシステムにはWindowsをベースとしたPDA(携帯情報端末)の採用により操作性に優れたユーザーインターフェースを実現し、豚個体に投与される薬品の休薬期間を厳密に管理できる機能を搭載しており、ことしの5月末に施行されたポジティブリスト制度※2に対応している点が大きな特徴となっている。

システムは、生産農家における生産履歴管理システムです。生産情報公表JAS規格の認定を視野に入れ、小型ICタッグを使用した個体管理の仕組みを前提としている。

豚や牛など家畜の耳に、RFIDを内蔵したこの小型ICタッグを装着することで、家畜の生産から加工、流通までのトレーサビリティを容易に実現することができ、日本国内の生産農家では、大部分が群単位で飼養管理を行っているため、1頭ごとの個体管理だけでなく、群管理をベースとしたオペレーションができるよう簡素化されている。

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