伊藤忠エレクトロニクスは12月13日、広告会社アサツーディ・ケイの子会社のADKインタラクティブと共同で、パソコン、携帯電話、スマートフォンの3種類の端末に対応し、ワンソースで処理することができるシステム「マルチデバイスECソリューション」の提供を開始する。
「マルチデバイスECソリューション」システムは、企業の商品・サービスの価格情報や商品画像などを入力すると仕様が異なるそれぞれの端末に応じたデータに自動変換する仕組みを備え、企業のECシステム構築におけるマルチデバイス対応の際の作業負担を軽減し、作業の省力化によるトータルコストの低減も実現する。
ECインフラの基本システム開発のコンサルティングフェーズから、インターネット通販市場における効果的な商品・サービスのブランディング、チャネル政策ごとのコミュニケーションプランの計画立案と実施、さらには商品決済、ロジスティクス戦略までフルフィルメントスタイルでクライアント企業のインターネット通販ビジネスをサポートする。
両社では500万円からサービス提供し、2010年度中に5社、2011年度より年間運用20件を目指す。