米久（株）は、平成19年2月期中間決算短信（連結）の中長期的な会社の経営戦略で、製品の開発・生産体制・販売チャネル・販売エリア・物流体制など、企業活動のあらゆるシーンで経営の効率化に取り組んでいくとしている。
さらに、グループの対処すべき課題では、現在構築を進めている新基幹システムによる販売・在庫の管理レベル向上や、営業拠点の再編成による販売体制の効率化のほか、物流のアウトソーシング活用も進めて経営効率を高めるとともに、人材の育成にも努め、経営環境の変化にフレキシブルに対応できるグループを構築するという。
経営成績でも、「効率経営の推進」のテーマについて、ことし3月に、焼津支店を静岡支店に統合し、静岡県内の営業体制の効率化を図るとともに、3月に、コストダウンと車両事故リスクの排除を目的として、同社物流センターから営業拠点までの幹線物流業務を協力会社への委託に切り替えた。
また、2003年から検討を重ねてきた新基幹システムは、すでに部分的に稼動している部門での検証を進めつつ、今後の本格稼動に向けて準備を進めているとしている。
