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ケンコーコム/宇都宮物流センターの稼動開始でコスト低減期待

2006年10月30日/SCM・経営

ケンコーコム(株)は平成19年3月期中間決算短信の中長期的な経営戦略で、豊富な品揃えを掲げ、取扱商品数は当中間会計期間末で約6万点あり、当事業年度末には約7万点を目指しているが、今後も品揃えの拡充を行い、将来的には健康に関するあらゆるものがワンストップで購入できる場を目指す。

経営成績では、販売費と一般管理費は、ヒット商品の出現により売上が急拡大したため倉庫内業務の量が増加したものの宇都宮物流センターの開業準備のためパート社員の直接雇用を控えざるをえず、軽作業派遣を多用したので倉庫部門の業務効率が一時的に悪化したこと、宇都宮物流センターの開業準備費用が発生したこと、財務の健全化を図るため滞留在庫を積極的に処分したこと、新規事業展開と今後の業務量増加へ備えて人員の前倒し採用をしたとしている。

通期の見通しでは、取扱商品数の拡大(6万商品から7万商品へ)、宇都宮物流センターの設置(10月より稼動開始)、ウェブサービスの開発などECプラットフォームとしての機能も強化して行くという。

一方で、前事業年度に実施した設備投資の償却費負担は、年度の序盤において相対的に重くなっているが、継続的に堅調な売上を確保することと宇都宮物流センターの稼動開始に伴う各種コスト低減により吸収できる見込みとしている。

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