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セブン-イレブン・ジャパン/オラクルのデータベース採用の店舗システム、全店展開完了

2006年11月01日/未分類

日本オラクル(株)は、(株)セブン-イレブン・ジャパンの第6次総合情報システムを「Oracle Database10g」で刷新し、全国11,454店舗(2006年9月末現在)への展開を完了したことを発表した。

コンビニエンス業界において、セブン-イレブンは常に競争優位を保ちつづけるために、個店から全社規模にいたる各々の業務でPDCA(Plan,Do,Check、Action)サイクルを進化させ続けている。

セブン-イレブンでは情報活用がまさに基幹業務の一環であり、そのバックエンドシステムには従来の基幹システム同等の安定性と可用性が求められており、日本オラクルが培ってきた第4次システムからの本部システムにおける実績と「Oracle Database10g」の高い処理能力に加え、オラクルの高可用性ソリューションである「Oracle Real Application Clusters」と「Oracle Data Guard」の安定性・高信頼性が評価され第6次総合情報システムに採用した。

セブン-イレブンは、従来、店舗ごとに蓄積された販売・発注データをデータセンターに転送し、オラクルのデータベースで構成された統合データウェアハウス内で集中管理していた。

このたび、セブン-イレブンは、15TBにおよぶ「Oracle Database10G」で統合データウェアハウスを刷新し、新たに各店舗の立地条件、周辺の施設データを加えることで、立地別、施設別の販売動向分析を可能にした。

店舗では、従業員が携帯型の発注端末によって、「Oracle Database10g」が搭載された店舗内「ストア・コンピュータ」に蓄積されたデータを無線LANを介して閲覧できる。

新システムでは、販売データ、商品情報、天気予報、地域の催事情報を効率よく手元で閲覧することが可能となった。

これにより、天候や地域イベントなどに応じたきめの細かい発注を支援するとともに、「仮説、発注、検証」のPDCAサイクルによる販売モデルをさらに強化している。

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