新日本石油／物流合理化などのコスト削減進まず

新日本石油（株）は、平成19年3月期中間決算短信（連結）の第3次連結中期経営計画における計画実現に向けた重点施策について、第2次連結中期経営計画に引き続き、物流合理化および補修費・償却費の削減などにより、平成17年度からの3ヵ年で330億円のコスト削減・効率化を当初目標としていたが、安全対策の強化および環境対応に伴うコスト負担、原油価格や資機材の高騰といった外部環境の変化による影響、成長戦略強化のための設備投資の増加に起因する償却費の増加等の要因により、現時点においては、コスト削減・効率化の累計額は、170億円程度となる見通しとしている。