UPSは、国際小口貨物輸送商品の大規模なサービスレベルの強化として、これまで1日2回だった配達時間指定のオプションを3回に増やした。
このサービス変更で、世界各都市でUPSの配達サービスに午前と午後の選択肢が増えることになり、アジアの荷主企業は輸出入とも北米・アジア・ヨーロッパでより多くの時間指定オプションを選択できるようになる。
2007年1月1日から始まるUPSの新しいサービスでは、国際小口貨物輸送について世界で最も貿易が活発な30カ国を対象に、北米、アジア、ヨーロッパ間を結ぶ路線で1日3回の配達時間が選択可能となり、サービス強化対象になる30市場とアメリカ合衆国を合わせると、世界のGDPの83.5%に相当する。
UPSのワールドワイド・エクスプレスのサービスはいずれも、Quantum ViewSM による貨物所在確認が可能で、顧客はいつ出荷したかだけでなく、いつ届くのかを知り効率的な生産計画をたてることができる。
さらに出荷準備に関するITソリューションである最新版のUPSワールドシップTMソフトウェア、UPSキャンパスシップTM、UPSインターネット・シッピングも新たに強化拡大されたサービスで提供する。
1日3回の配達オプションが可能になる最初の30市場は、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、インドネシア、アイルランド、イタリア、日本、ルクセンブルク、オランダ、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、シンガポール、韓国、スペイン、スェーデン、スイス、台湾、タイ、イギリス、バチカン市国。