日本オラクル(株)と日本オラクルインフォメーションシステムズ(株)は、日本の小売業向け事業の新戦略を発表し、小売業向け事業の新戦略により、オラクルは同業界向けのアプリケーション・ビジネスをより一層強化し、これらの小売企業の課題を解決して競争優位を実現するITシステムの導入を支援する。
小売業向け専任組織「オラクル・リテイル・ジャパン」を日本で発足し、小売業向けアプリケーション製品群「Oracle Retail」を日本で推進する。
なお、「オラクル・リテイル・ジャパン」は、プラットフォーム製品やERPアプリケーションの小売業向け組織との協業により、オラクルの製品・サービスすべてのラインナップをもって顧客への提案活動を行う。
「オラクル・リテイル・ジャパン」では、日本の小売業向けビジネスの責任者と小売業の知識と経験の豊富なソリューション営業担当者を配置して、特に、百貨店、量販店、専門店およびアパレルを主な注力分野としてビジネス展開する。
さらに、小売業に特化した業務アプリケーション「Oracle Retail」と、オラクルの会計、人事などのERPや顧客管理、営業支援などのCRMアプリケーションとの連携を強化し、オラクルの小売業向けアプリケーション製品群「Oracle Retail」として日本市場で本格的に展開する。
「Oracle Retail」は、小売業の基幹業務全般に必要な機能を完備し、導入により、企業はビジネスの最新情報を把握することで迅速な経営判断が可能になり、収益の拡大が実現できる。
また、導入前のサービスとして、導入効果を3週間から8週間で診断する「Oracle Retail Insight Program」を活用することにより、顧客は確実な効果を見込んでプロジェクトに着手することができる。