カシオ計算機(株)は、会社の概要説明とCSR活動報告を含む企業活動報告資料「コーポレートレポート2006」を発行し、物流分野の環境対策は下記のとおり。
国内物流における取り組みは、目標が2007年度までにCO2排出量を売上高原単位あたり50%削減(対2000年度比)で、2005年度CO2実績は排出量で前年比97.2%、売上高原単位で前年比94.8%となり、2000年度比では売上高原単位で40%削減となった。
海外物流における取り組みは、2007年度までにCO2排出量を売上高原単位あたり5%削減(対2004年度比)で、2005年度のCO2実績は排出量で2004年度比100.6%とほぼ横ばいで、売上高原単位で見ると2004年度比96.9%と約3%の削減となった。
ことし4月より施行された改正省エネ法への対応に伴い、カシオ全体の輸送量を把握する必要が出てきたため、今後は、まず現在把握しきれていないシステム製品の出荷と部品等、完成品以外の出荷についても把握ができるようにするとともに2007年度(国内、海外)の目標達成に向けた拠点統廃合、モーダルシフト等の推進を進めていく。