(株)ホリバアイテックは、2005年度に公布されたデジタル式運行記録計(デジタルタコグラフ)の改定基準に適合した新製品HIT-800(型式指定番号:○自TDⅡ-4)販売を開始した。
製品は安全運転・エコドライブの促進や、車輌の運行管理、ドライブレコーダー『どら猫』との連動や多彩な通信媒体の活用により、さまざまなニーズに対応が可能で、顧客毎に適したシステムを提供する。
商品の特長
1.『どら猫』との連動で、詳細で客観的なデータをもとに指導ができる
同社が販売しているドライブレコーダー「どら猫」と連動することにより、運行データに事故やヒヤリハットの発生場所や時刻を取り込むことが可能。これにより、より効果的な乗務員指導や、交通事故率の低減などが期待できる。
2.データ通信の活用でわずらわしい運転日報記入を解消
記録データの送信は、無線LAN・FOMA・PHSなど多彩な通信方式に対応し、メモリーカードを持ち運ぶことなく、運行データをサーバーにて取り込み、自動で運転日報を出力することが可能。
特にPHSは、運行データ送信用として車載装置本体に内蔵することにより月額1000円を切る低価格を実現することができた。これにより車庫が複数に分散する場合でも、各車両より管理サーバーへデータを送信することにより一元管理が容易に構築できる。
従来からの「今、車がどこにどんな状態で走行しているか」が、事務所側でわかる「動態管理」のオプションに関してもより安価でご導入いただくことが可能になった。
3.Gセンサー搭載。危険運転を女性の声でやさしく教育
G(加速度)センサーを搭載することにより、急加減速や急ハンドル等のデータを蓄積し、ドライバーの運転傾向を把握し安全運転指導に役立てることできる。
また、急加減速や急ハンドル、その他速度オーバー・連続運転等の危険運転を検知した際は女性の音声にてリアルタイムに警告をガイダンスする。
標準価格は、11万7,600円(標準仕様)専用SDカード128MB付属で、GPS機能付は14万1,750円。
販売目標台数は、初年度1万台、次年度2万台を見込んでいる。
問い合わせ
(株)ホリバアイテック
営業開発企画部:川久保
TEL075-325-5838