全国12ボトラー社と日本コカ・コーラ(株)などで構成する日本のコカ・コーラシステムは、各社のビジネス基盤やそれを支える業務プロセスやデータを標準化することで、コカ・コーラシステム全体の事業競争力を強化し、業務効率を改善するために、「コカ・コーラアイ・ビー・エス(株)(以下:CCIBS)」を設立する。業務開始は、2007年1月1日の予定。
コカ・コーラシステム各社の共同出資で発足するCCIBSは、全国統一のITソリューションをシステム各社に提供することで、広域に展開するスーパーマーケットやコンビニエンスストアといった大手小売店のニーズや市場変化への対応力を強化するとともに、自販機ネットワーク化の推進とオペレーションの効率化を進める。
CCIBSが提供するサービス範囲は、コカ・コーラシステムが行うすべてのビジネスに関するコンサルティングや、それを支える情報システムの開発、及び、その保守運用業務全般で、CCIBSは、現在、ボトラー社の情報システムの構築や保守運用の支援業務を請け負っている「コカ・コーラビバレッジサービス(株)(以下CCBSC)」を母体として発足する。
新会社の代表取締役には、現CCBSC代表取締役社長の布施将義が就任します。従業員に関しては、CCBSCの現従業員に加え、新規採用やコカ・コーラシステム各社からの出向社員によって構成する。