本田技研工業(株)は、世界規模で高まる低燃費車の需要に応えるため、埼玉県小川町にエンジン工場を建設し、先進エンジンの生産体制を早期に構築する。
新工場は、2009年夏に稼動を開始する予定で、生産能力は年間20万基規模、国内外の工場に先進のエンジンを供給する計画で、投資額は約250億円、要員は500名を見込んでいる。
同社は、先進のエンジンの生産について、寄居新工場の稼働に先立ち、近隣の小川町に工場を建設し、将来の需要拡大にも柔軟に対応できる生産体制を構築する。
なお、2010年の稼動を目指す寄居新工場は、「人に優しい、高品質で高効率な生産・物流システムを駆使した、資源・エネルギー循環型グリーンファクトリー」をコンセプトとする完成車工場とし、新エンジン工場と合わせて、最新鋭の四輪車工場とする。
新四輪車工場
完成車工場概要
所在地:埼玉県大里郡寄居町
敷地面積:約80万㎡
生産能力:年産20万台規模
稼動開始:2010年(予定)
投資額:約350億円
要員:約1,700名
エンジン工場
所在地:埼玉県比企郡小川町
敷地面積:約19.5万㎡
生産能力:年産20万基規模
稼動開始:2009年夏(予定)
投資額 約250億円
要員:約500名