本田技研工業(株)は9月20日、埼玉県寄居町の新四輪車工場に着工した。寄居新工場は年産能力20万台規模で、2010年の稼働開始を目指す。
新工場は、2009年稼働の小川町の新エンジン工場とともに、「人に優しい、高品質で高効率な生産・物流システムを駆使した、資源・エネルギー循環型ファクトリー」をコンセプトに、現在の狭山工場と合わせ、「Hondaの技術力をさらに強化し、世界の拠点に水平展開する役割を担っていく」としている。
また、環境面でも緑地での寄居町固有の植物の栽培、工場の屋上緑化など、地域社会との共生に向けたグリーンファクトリー活動を加速していく。
施設概要
所在地:埼玉県大里郡寄居町大字富田(小川エンジン工場から約2km)
敷地面積:98万㎡
生産能力:年産20万台規模
稼動開始:2010年