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ブリヂストン/北九州市に新工場建設

2006年12月25日/未分類

(株)ブリヂストンは、超大型・大型建設車両用ラジアルタイヤの世界的な需要増に対応するため、新工場を建設することを決めた。建設地は北九州市の響灘臨海工業団地で、2007年上期に市と契約を締結する。国内でのタイヤ工場新設は、1976年に操業を開始した防府工場以来30年ぶり。これに伴い、佐賀工場で生産している建設車両タイヤ用スチールコードの生産能力も併せて増強、投資総額は320億円となる。

新工場は、2007年下期に建設を開始し、2009年下期から生産を開始。生産能力(新ゴム量)は2010年下期に日産30トンに到達する見込み。今後の建設車両用ラジアルタイヤ需要動向から、必要に応じて新工場での生産増強も検討する。2010年下期には、超大型、大型建設車両用ラジアルタイヤの生産能力が、下関工場生産増産分と合わせ現在の生産能力対比約40%アップとなる。またスチールコードを生産する佐賀工場についても、生産能力の増強を図り、2011年上期には現在の生産能力対比約4%アップを計画している。

超大型、大型建設車両用ラジアルタイヤは、主に世界各地の鉱山や採石場などで使用されているものだが、世界的な鉱物資源の生産増加に伴い、大幅に需要が伸張していた。

新工場の概要
操業開始:2009年下期
敷地面積:20万平方メートル
生産品目:超大型、大型建設車両用ラジアルタイヤ
生産能力:日産30トン(新ゴム量)
投資金額:285億円

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