ブリヂストンは10月20日、メキシコでカーボンブラックの生産工場が完成し、北米や中南米にあるブリヂストン・グループのタイヤ工場に供給すると発表した。
生産能力は年産約3万5000tで、完全子会社の「メキシコカーボンマニュファクチャリングエスエイデシーヴイ」(MexicoCarbonManufacturingSADECV/MXCB)が運営する。
カーボンブラックはタイヤの補強材として使用される原材料であり、日本とタイに続く、ブリヂストン・グループ3番目のカーボンブラック生産・供給拠点が完成したことで、ブリヂストンでは「サプライチェーン全体の競争力強化に取り組んでいきたい」としている。
今後、外部サプライヤーからの調達と組み合わせた最適な原材料調達を展開していく。
MXCBの概要
会社名:メキシコカーボンマニュファクチャリングエスエイデシーヴイ(MexicoCarbonManufacturingSADECV)
所在地:メキシコタマウリパス州アルタミラ市
代表者名:白木洋一
工場の概要
操業開始:2008年5月
敷地面積:約43万㎡
生産品目:カーボンブラック
生産能力:年産約3万5000t
従業員数:約100名