小林産業（株）は、平成18年10月期決算短信（連結）の中長期的な会社の経営戦略で、東京支店の商圏は、都心部をはじめ首都近郊も含まれており、当該地域は、全国でも名古屋に次いで力強い景気回復をしていることもあり、売上高の増加は充分実現可能であると考え、機動的な営業展開行うために、関東地区全体を包括する新しい関東物流センターの改修と北関東支店の移転予定地の選定を進めている。
さらに、会社の対処すべき課題でも、厳しい経営環境が好転する要因を見つけにくい状況ではあるが、営業部門と物流部門との連携をはじめとする経営資源の効率的活用を図り、一般経費に対するコスト意識の向上と不良債権の発生防止の与信管理を今までにも増して厳密に行い、利益を確保する体制への方向付けを徹底するという。
経営成績では、平成18年3月に新株式発行による資金調達を行い、取扱商品の充実をはじめ効率的な営業展開をするために、関東圏の大きな市場に対する営業・物流戦略を見直し、北関東支店の移転、関東商品センターの改築等の計画を進めたとしている。
