伊藤忠テクノソリューションズ（株）（CTC）は、日本オラクル（株）と協業し、RFIDビジネス分野に本格参入する。CTCは、日本オラクルが今年11月29日に発表したミドルウェア「Oracle Event-Driven Architecture Suite」を他社に先駆けて採用し、企業内や工場内における製品在庫の管理や補充を行う業務システムの構築を行うなど、RFIDビジネス市場の開拓を推進する。
今後CTCが提供するRFID関連サービスの名称は「CTC RFIDビュッフェサービス」。RFID導入に関するコンサルティングサービスをはじめ、システムの設計・開発、データセンターでのアウトソーシングサービスまで、ITライフサイクルの全段階でサービスを提供する。
今後両社では、日本オラクルの「フュージョンミドルウェアコンピテンシーセンター」内に共同で技術検証機関を設置し、両社あわせて約30名の技術者により、RFIDや各種ミドルウェアの検証を行う。
なお、両社は既に、経済産業省が推進する2006年度の物流プロジェクトに共同で参画している。
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