伊藤忠テクノソリューションズ(株)は、2006年に合併した(株)CRCソリューションズとの経営統合効果を明確に打ち出すため、流通・金融業を重点分野に位置づけ、一層の浸透を図る。
流通分野に強みを持っていたCRCソリューションズと2006年10月に経営統合したことで、それまで漸減していた流通分野の売上規模が大きく伸びた。
また、2006年度後半にコンビニエンスストア向けの大型案件受注もあり、流通業を含む「商業・運輸」業向けの売上が前年対比で3.8倍に拡大した。
こうした好調さを背景に、一転して強みとなった流通業と、従来から売上規模の大きかった金融分野に焦点を当て、経営統合メリットを追求していく方針。