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住友商事グループ/米国アリゾナ州で最新鋭工場、配送センター建設

2007年01月09日/物流施設

住友商事グループの塩ビ製品会社であるCantex Inc.(Chairman&CEO: 宇野久義、テキサス州、以下:カンテックス社)は、アリゾナ州キングマンに、最先端の製造設備と配送センターを有する新工場を建設する。

2006年12月に着工、2007年8月生産稼動予定で、工場の敷地面積は 121,500㎡(約36,800坪)でテキサス州ミネラルウェルズ工場に次ぐ規模の工場となる。

現在全米に8箇所の製造拠点と2箇所の配送センターを有し、塩ビ製電纜パイプでは現在全米シェア1位の会社で、アリゾナ新工場稼動後の製造能力は約272千トンとなり、さらにシェアー拡大を図る。

同社の押出成形品と射出成形品は、3,400種類有り、それら製品は電力業界向け、電話設備向け、建設業界向け、通信業界など多岐に渡って、全米市場に納入されている。

カンテックス社は、1946年にクレーパイプの工場として発足し、1954年に塩ビパイプに進出、その後、1992年に、住友商事(株)、米国住友商事会社(社長:加藤進、ニューヨーク)が買収した。

これまでネバダ州レノ、ミズリー州ローラ、オハイオ州オーロラ、フロリダ州オーバンデール、テキサス州ミネラルウェルスに工場を有しており、アリゾナ新工場は同社にとって6番目の製造拠点で、米国西海岸の南部をカバーする太平洋沿岸地域での2番目の拠点となる。

アリゾナ新工場には最先端の技術を盛り込んだ機器と最高水準の稼動制御システムを導入し、さらなる生産性向上とコスト競争力を高めていく。

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