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イヌイ建物/中長期経営ビジョンで、ノンアセット型物流不動産事業強化

2007年01月16日/物流施設

イヌイ建物(株)1月15日、中長期経営ビジョン「Next-7」を策定し、これからの7年間を更なる成長の期間と定め、80有余年の実績を誇る「倉庫業」と不動産事業の舞台である「勝どき」という地所を見つめ直し、抜本的な構造改革を推進する。

中長期の経営方針では、倉庫業と賃貸住宅業を事業の核に置き直し、倉庫業においては5年以内に、売上規模150億円体制の構造改革を成し、その後の安定成長基盤を整備する。

物流事業の再構築を進め、物流ニーズの多様化に対応したノンアセット型の物流不動産事業の領域における開発、賃貸仲介、転貸借、プロパティマネジメントなどに積極的に参加する。

なお、既存の倉庫業では庫内作業のマネジメント力の強化に努め、効率の良い倉庫運営を目指すと共に、物流不動産事業の展開に必要となる倉庫運営ノウハウの体系化を行っていく。

グループ会社が担っている引越し業と庫内作業の機能を整理統合することで、より機能的なグループ経営体制を再編する。

また、経営体制のインフラ整備として、中長期の成長戦略を実現させるために不可欠なインフラ整備を行う観点で管理部門を中心に、経営基盤の充実を図り、現在進めている情報システムの抜本的再構築により、個々の業務の確立、経営情報の高度化を実現する。

なお2013年度、売上高は全体で300億円(2006年度143億円)、そのうち物流事業は195億円(62億円)を見込んでいる。

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