総合スーパー業界の電子タグ（RFID）の実証実験の概要は、酒類・加工食品、日用品業界において、メーカー～卸・共配センター～小売店舗まで一気通貫で電子タグを利用することで、賞味期限日付レベルの煩雑な入荷・出荷管理（食品の特徴）の効率化、企業間を一貫したリターナブル資産の即時追跡可能性について実証実験により検証する。
また、供給リードタイムの短期化により中間流通在庫日数が削減され、店頭での商品鮮度が向上するか等、シミュレーションにより検証を行う。
検討課題
・検品の迅速化によるリードタイム短縮と流通在庫日数の削減
・電子タグを活用した入荷・出荷業務の効率化
・「賞味期限日付」を用いた店頭バックヤード在庫管理の高度化
・パレット、通い箱、ビール樽への電子タグ貼付によるリターナブル資産管理の高度化
参加企業
メーカー：キユーピー、アサヒビール、キリンビール、味の素、ハウス食品、キッコーマン
卸売業：国分、日本アクセス、三井食品
小売業：イトーヨーカ堂、イオン
ソリューションベンダ他:野村総合研究所、マイティカード、サトー、日本パレットレンタル
実施店舗：イトーヨーカ堂八干代店、イオン南砂店
実施時期：平成19年1月中旬～2月中旬（2月中旬に公開実験を予定）
実験イメージ（画像をクリックすると拡大します）
