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出版業界/RFIDで既存商慣習の効率化検証

2007年01月17日/IT・機器

出版業界の電子タグ(RFID)の実証実験の概要は、タグの書籍への装着から古紙パルプ化に至るまでの出版流通において、一気通貫で電子タグを利用することで、①大量流通(コミック流通)内の客注品の管理、②古紙パルプ化の検証、③責任販売制書籍の識別・販売条件管理を行い、既存商慣行や出版流通の効率化、弾力化、返品率の削減効果を検証する。

なお、出版関連業界電子タグ標準化委員会で策定したコード体系やプライバシー保護施策を盛り込んで実施する。

検討課題
・「責任販売制度」への電子タグ導入モデルの策定
・客注商品のトレーザビリティーを通じた管理コスト削減とサービス向上
・電子タグを貼付した古紙リサイクル技術の確立
・プライバシー保護対策の検討

参加企業
印刷・製本:凸版印刷、トッパンレーベル、共同製本、大ロ製本、王子製紙
出版社:小学館、講談社、集英社
出版社倉庫:昭和図書、講談社ロジコム
取次:日本出版販売、大阪屋
書店:ジュンク堂書店、有隣堂
ソリューションベンダ:NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェア、日立製作所、数理計画、三菱総合研究所

実施店舗:ジュンク堂池袋本店、有隣堂川崎BE店
実施時期:平成19年1月上旬~2月中旬(2月中旬に公開実験を予定)


実験イメージ(画像をクリックすると拡大します)

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