百貨店業界の電子タグ（RFID）の実証実験の概要は、電子タグシステムの普及・拡大のために、「婦人靴」における電子タグ利用百貨店の拡大を通じてソースタギングをベースとした製・配・販、一気通貫型SCMビジネスモデルを検証（SCM実証実験）する。
さらに、化粧品における電子タグ活用シーンの拡大を通じてソースタギングに向けたCRM（顧客管理）や消費者の直接利用の有効性検証（フューチャストア実証実験）を実施する。
検討課題
・電子タグ貼付商材の拡大
・製配販SCM一気通貫の電子タグ活用ビジネスモデルの策定とシステムの構築
・電子タグデータをSCM全体で共有しマーチャンダイジングで活用する仕組み
・電子タグによる顧客サービスの活用場面の拡大
参加企業
メーカー・卸売：シンエイ、オギツ、モーダクレア、トークツ、資生堂等
百貨店：三越、高島屋、阪急百貨店、小田急百貨店、京王百貨店、東急百貨店、井筒屋等
ソリューションベンダ：NTTコムウェア、富士通、富士通総研、凸版印刷
実施店舗
SCM実証実験：三越、高島屋、阪急百貨店、小田急百貨店、京王百貨店、東急百貨店、井筒屋（7百貨店19店舗）
フユーチャーストア実証実験：三越銀座店（一部を名古屋栄店）
実施時期：平成19年1月22日～2月11日（フューチャーストア実証実験は1月26日から実施を予定）
実験イメージ（画像をクリックすると拡大します）
