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千趣会/計画以上の受注増でSCM指標悪化

2007年01月26日/未分類

(株)千趣会が1月25日に公表した中期経営計画(2006-7年)の進捗状況によると、SCMの推進に関連する7指標のうち、直取リードタイムなど3項目で改善したものの、在庫回転率など4項目は2005年度実績より悪化した。

7指標のうち、物流関連比率の低減につながる4指標では、直取リードタイムが70.5日(2005年度)から54日(2006年度)に改善した。中計終了年度の2007年度は45日を目指す。

国内間接リードタイムは中計目標25日に対し、26日(2005年度)から28日(2006年度)に悪化。即時供給率は目標85.0%に対し、78.4%から77.4%に、荷分れ率も目標130.0%に対して137.5%から145.1%に悪化した。

原価率低減につながる3指標では、在庫回転率が目標の7.0回に対し、4.8回から4.5回に低下したものの、輸入比率が目標70.0%に対して66.1%から69.4%に改善。直取比率については目標15.0%に対し11.7%から15.7%と、中計目標を前倒しで達成した。

全体的に悪化した指標が目立つことについて、同社では「下期の計画以上の受注増によるもの」とした上で、荷分れは発生したものの最終供給は計画以上に推移し、売上増になったと説明している。

2007年度は、指標の大幅改善を目指し、主要取引先との連携強化、直輸入のリードタイム改善などを進める。

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