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千趣会/SCM関連指標を公表、需要予測制度向上などで一部指標が改善

2007年07月27日/調査・統計

(株)千趣会は7月26日の中間決算説明会で、SCM関連の指標状況を公表した。

商社経由でない自社取引(SPA型)のリードタイムは、中期計画の目標値45日に対し、68.5日で、2006年度の54日からみても悪化した。

国内間接リードタイムは、目標25日に対して30日で、前期から2日悪化。受注時に在庫があり、即時に出荷できる「即時供給率」は、目標85.0%に対して83.9%。前期実績から6.5ポイント改善した。

出荷件数を受注件数で割る荷分れ率は、目標130.0%に対して131.6%で、前期実績からは13.5ポイントの改善。在庫回転率は、目標7.0回に対し、4.3回で、前期実績比0.2回悪化した。

輸入比率は目標70.0%に対し、71.1%で前期実績比1.7ポイント改善。直取比率も目標15.0%に対して19.1%で、3.4ポイント改善した。

即時供給率、荷分れ率は、需要予測精度の向上、発注手法の見直しで改善したものの、リードタイムは「旧正月が例年より遅いため、影響が長期化した」。輸入比率、直取比率は「引き続き増加傾向」としている。

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