佐川急便(株)は、東京プリンスホテルパークタワー(東京都港区)で、「持続可能な国づくりをめざして物流分野が果たす役割」をテーマに「第3回SAGAWAステークホルダーダイアログ」を開催した。
「持続可能な国づくりをめざして物流分野が果たす役割」をテーマに、物流分野を取り巻く社会状況が多様化しているのを反映させて複数の討議テーマを設定、物流と環境の取り組みについて議論を交わした。
ステークホルダーダイアログの内容は2007年度の「環境・社会報告書」、同社ホームページに掲載する。
また、ダイアログを通じて浮かび上がった課題や対策の方向性、意見などを検討し「今後の事業活動、環境・社会活動に活かしていく」としている。
佐川急便では、2004年に「『環境・社会報告書2004』を読む会」、2005年には「市場におけるグリーン物流の実現に向けて」と題してそれぞれステークホルダーダイアログを開催している。
実施概要
実施日:2007年1月19日(金)
場所:東京プリンスホテルパークタワー(東京都港区)
参加者:コーディネーター 崎田裕子(ジャーナリスト・環境カウンセラー)、ファシリテーター 鬼沢良子(NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット事務局長)、土屋晴子(環境ジャーナリスト・ライター)ほか、行政関係者、学識経験者、NPO・NGO代表者、弁護士、企業担当者、ジャーナリスト、佐川急便担当者など35名
実施内容
基調講演
(1)「対話型の環境・CSRコミュニケーションの重要性」
(2)「運輸分野における地球温暖化対策について」
グループディスカッション
討議テーマA:パートナーシップによるグリーン物流の更なる実現に向けて
討議テーマB:物流企業の社会貢献活動と環境コミュニケーションについて
討議テーマC:サスティナブルな地域社会を目指して、果たすべき交通の役割
全体討議