いすゞ自動車（株）は2月2日、「ライフサイクル事業」強化のために伊藤忠商事（株）と共同出資、運営する「いすゞネットワーク（株）」に、いすゞが保有する国内販売会社など15社の全株式を売却した。
いすゞネットワークは、個々の販売会社、販売関係会社が行っているライフサイクル事業を連携させるとともに、販売会社の経営効率化支援を行う。
具体的には、いすゞネットワークがライフサイクル事業の企画立案、マーケティング、システム基盤構築を行って販売会社に提供し、販売会社の不動産管理、集中購買、間接業務効率化などの経営支援を行う。
販売会社が本来業務である販売、アフターサービスに集中できる体制を整え、ライフサイクル事業の早期確立・強化を目指す。
いすゞネットワーは、販売会社が所有する不動産を集約管理するため、いすゞグループの不動産関連事業を行っているいすゞエステート（株）が会社分割し、分割会社が増資、社名変更した。
いすゞが株式を売却した連結販売会社15社は次の通り。
青森いすゞ自動車（株）、岩手いすゞ自動車（株）、宮城いすゞ自動車（株）、東京いすゞ自動車（株）神奈川いすゞ自動車（株）、静岡いすゞ自動車（株）、山梨いすゞ自動車（株）、いすゞ自動車東海（株）、いすゞ自動車近畿（株）、神戸いすゞ自動車（株）、いすゞ自動車中国（株）、いすゞ自動車四国（株）、いすゞ自動車九州（株）、いすゞ自動車南九州（株）、沖縄いすゞ自動車（株）。
