アサヒビール(株)とカゴメ(株)は2月6日、両社の業務における協力関係をさらに強化するため、業務・資本提携契約を締結するとともに、カゴメからアサヒビールに対する第三者割当による新株式発行を実施する。
提携内容では、チルド製品分野における生産・配送の共同化と商品カテゴリーの再編成・拡大による相互効率化を図るため、カゴメが野菜飲料のチルド化と拡大中の乳酸菌飲料事業への対応のため、2007年4月より茨城工場の関東チルド生産拠点化投資を開始する。
また、カゴメの乳酸菌飲料等をアサヒビールグループの持つ販売チャネルに乗せることで生産・配送の共同化を促進する。
また、物流面における協業として、共同配送や、両社が保有する物流子会社の再編の検討等、物流全般での効率化により、ロジスティクス基盤の効率化を図る。