コクヨ（株）は2月13日、連結子会社のコクヨS&T（株）とともに、メルコグループと業務提携を行うことを決めた。
ステーショナリー、PCサプライズなど総合オフィスサプライヤーとしての強みを持つコクヨグループとパソコン周辺機器に強みを持つメルコグループが互いの強みを活かし、オフィス向けの総合的なソリューションの開発や新会社を通じたPCサプライ製品の販売強化を目指すため。
業務提携の内容は、①オフィスソリューションを主軸とした機能・製品の共同開発、必要に応じて共同出資による開発会社の設立②市場でのプレゼンス強化を目指し、（株）メルコホールディングスが（株）アーベルの株式を取得した上で（株）アーベルと（株）バッファローのPCサプライ部門を統合③（株）アーベルを通じたコクヨ製品、バッファロー製品の販売――など。
この提携に伴い、メルコホールディングスは、コクヨS&T保有以外のアーベル株式57.9％を取得する。また、株式取得後にアーベルとバッファローのPCサプライ部門を統合する。
3月30日に業務提携契約書を取り交わし、4月1日から業務提携を開始する。
