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東京電力、日野自動車/外部電源式アイドリングストップ冷暖房システムCO2排出量約97%低減

2007年02月15日/未分類

東京電力(株)と日野自動車(株)は、共同で「外部電源式アイドリングストップ冷暖房システム」を開発し、実証試験を進め、アイドリング時に比べて「CO2排出量を約97%低減できる」、「燃料消費コストを約98%低減できる」などの成果を得た。

本システムは、トラックの運転席に設置する「外部電源式冷暖房装置」に、駐車場に設置する「給電スタンド」から系統電力を供給して、運転室内の冷暖房を行うもので、エンジンをかけずに冷暖房が行えるため、CO2排出量低減が可能になるとともに、燃料消費コストも低減できることから、運輸事業者の経費低減にも貢献することができる。

実証試験の実施にあたって、国土交通省の後援、(財)貨物自動車運送事業振興センターと運輸事業者に協力により、東神トラックステーション(神奈川県大和市)の駐車場に「給電スタンド」を設置するとともに、長距離輸送用のトラックに「外部電源式冷暖房装置」を搭載した。

これらを、平成17年8月1日から平成18年10月31日まで、日々の運行業務の中で活用し、環境負荷低減効果や燃料(軽油)消費量低減効果、燃料消費コスト、システムの使い勝手などについて検証を行った。

検証の結果、東京電力と日野自動車は、「外部電源式アイドリングストップ冷暖房システム」の平成19年度の実用化を目指す。

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