日立物流は12月3日、東北地区を中心に物流事業を展開しているセンコン物流と業務提携し、同社に資本参加することを決めた。国内外の輸送について提携契約を結び、センコン物流の第三者割当増資に対応して22万3000株を引き受けるほか、自己株式27万7000株を譲り受けて50万株(8.8%)を取得する。
センコン物流との協力関係を構築することで、東北地区での同社の輸送ネットワーク活用、拠点の相互活用を図るとともに、共同営業による新規顧客の開拓や既存顧客からの受託拡大を目指す。
また、センコン物流は調達する資金の使途について、今後、東北地区に進出する企業に対応するための物流拠点用の土地・建物の取得資金に充当するとしている。