（株）三越は、平成19年度を初年度とする「三越ブランドルネサンス6カ年計画」を策定した。平成24年度までにグループの有利子負債を1000億円以下に圧縮し、連結売上高営業利益率4.5％以上を目指すもので、計画期間中に1800億円を投資する。
このうちロジスティクス関連施策では、「マーケットに対応した売り場構築」を掲げ、ITを活用したリアルタイムでの在庫管理、店頭とバーチャルの融合などに取り組むほか、平成21年度までに平成18年度比較で物流費を20億円削減する。
百貨店事業以外では、ダイレクト事業でeコマースを加えた複合的なメディアショッピング事業に転換し、通販事業会社として「専業と戦っていけるビジネスモデル」構築を図る。このため、平成21年度までに受注、発注、配送の新システムを開発する。
