センコー（株）は4月1日、下記のとおり機構改正を実施する。
本社機構について
（1）ロジスティクス営業、ソリューション事業担当の設置
一般顧客営業体制の強化、流通3PL事業の主力事業化並びに物流コンサルティング機能の起業化を図るため、ロジスティクス営業本部、ロジスティクス・ソリューション事業部を統括する「ロジスティクス営業、ソリューション事業担当」を設置する。
（2）生産管理担当の廃止
生産管理本部設置に伴い、生産管理担当を廃止する。
（3）国際物流・海運担当、中国駐在担当の廃止
国際物流事業本部設置に伴い、国際物流・海運担当並びに中国駐在担当を廃止する。
（4）生産管理本部の設置
安全・品質やCSの積極的展開、研修・訓練を中心とした人材育成等の取組み並びに省燃費を含めた生産性の向上を推進し、更なる現場力を強化するため、「自動車事業管理部」、「倉庫事業管理部」を設置すると伴に生産管理部、IT推進室、労務部、CS推進室を併せて統括する「生産管理本部」を設置し、生産性向上に全力投球する。
（5）社長室の設置
社長業務を補助する「社長室」を設置する。
（6）事務センターの廃止
SENKOBUSINESSSUPPORT（株）設立後、業務移管完了に伴い、事務センターを廃止する。
（7）住宅物流営業本部、ケミカル物流営業本部の設置
・営業力の強化による売上拡大を図るため、営業体制を顧客別から事業別に再編し、新たに「住宅物流営業本部」並びに「ケミカル物流営業本部」を設置する。
・住宅物流営業本部内は、現行組織の住宅物流第1・第2・第3営業部と一般住宅メーカーを担当する「住宅物流第4営業部」を設置し、4営業部体制とする。
・ケミカル物流営業本部内は、現行組織のケミカル物流第1・第2営業部、生活関連物流営業部、化学品物流営業部の4営業部体制とする。
（8）第1営業本部、第2営業本部の廃止
住宅物流営業本部、ケミカル物流営業本部の設置に伴い、第1営業本部並びに第2営業本部は、廃止する。
（9）ロジスティクス営業本部の設置
・一般顧客売上拡大に向け全社横断と地域密着の営業体制を強化するため、「ロジスティクス営業本部」を設置し、全社を統括する。
・営業本部内は、現行組織のチェーンストア物流営業部、アパレル物流営業部、中部・関西・九州営業部と関東第1営業部、関東第2営業部を統合した「関東営業部」並びに「営業企画室」を設置し、6営業部1室体制とする。
・新潟・福島地区を開発する担当を設置する。
（10）東日本営業本部、西日本営業本部の廃止
ロジスティクス営業本部の設置に伴い、東日本営業本部並びに西日本営業本部は、廃止する。
ライン機構について
（1）仙台北支店の設置、仙台主管支店の再編
・仙台支店については、イオン東北RDCに特化した事業運営を図るため、事業所を分離し、「仙台北支店」を設置する。
・分離後の仙台支店については、生産現店機能と管轄支店管理機能を保有する「仙台主管支店」に再編し、東北地区全般の開発を担務すると供に仙台北支店を管轄する。
（2）小牧支店の設置
・名古屋主管支店については、今年1月に開設した大口PDセンターの円滑な立ち上げと立ち上げ後のきめ細かな顧客対応を図るため、現行組織より小牧第1・第2営業課を分離し、「小牧支店」を設置する。
（3）国際物流事業本部の設置
・国際物流事業については、各石油化学メーカーの海外生産進出への対応並びにアパレルの国際一貫ビジネスモデルの展開等顧客の調達・製造・販売の国際化に積極的に対応するため、生産現店機能と管轄部門の管理機能を保有する「国際物流事業本部」を設置する。
・事業本部内は、現行組織の国際物流部と海外における拡大戦略を推進する「国際物流営業部」を設置し、2部体制とする。
・中国については、華北・華東・華南地区を開発する担当を設置する。
（4）中国開発室の廃止
国際物流営業部設置に伴い、中国開発室を廃止する。
（5）航空・KYN事業部の設置
東京主管支店・阪神支店・福岡主管支店に設置しているKYNセンターを分離し、生産現店機能を保有する「航空・KyN事業部」を設置し、統合する。
（6）ロジスティクス･ソリューション事業部の再編
ロジスティクス・ソリューション事業部については、コンサルティングセールスの起業化を図るため、本社営業機構から生産現店機能組織へ再編する。
