カヤバ工業(株)は3月1日、国土交通省の型式指定を取得した「デジタルタコグラフ DT-100」をトラック、バスなどの事業者向けに発売する。
円形のチャート紙にアナログで記録していた時間、距離、速度の運行情報をメモリーカードにデジタルで記録する装置で、「経済走行による燃費向上」「運転教育による事故の低減」「チャート紙解析時間削減による業務の合理化」にもつながる、としている。
同製品は基本機能に絞り込んだシンプル設計のため、操作が簡単で、運転診断ソフトもオプションで用意。
ドライブレコーダーとの組合せで事故の低減に寄与するとともに、事故処理に要する時間と経営を圧迫する事故処理コストの削減にも活用できる。