(株)日本レップは3月1日、福岡市東区の博多港に接する箱崎埠頭で、6月に物流施設「J-REPロジステーション福岡」の開発に着手すると発表した。日本レップでは初の九州地区進出案件で、2008年3月の稼動を目指す。
「J-REPロジステーション福岡」は敷地面積1万3,400㎡、延床面積2万7,214㎡、地上4階建の鉄筋コンクリート造で、1階に荷積み・荷降ろしの両面スペースを設ける。
汎用性の高い仕様を目指しており、既に福岡倉庫(株)がテナント入居を決定している。
箱崎埠頭は国内外の物流基地として博多港の中でも古くから開発されており、港湾施設以外にも木材、建材、住宅関連企業の物流施設が多い。
JR貨物の臨海線が隣接するほか、高速道路の出入り口ランプ2か所に直結、鉄道、九州自動車道などの陸上輸送、福岡空港への連絡による航空貨物便利用の空路輸送も可能で、複合一環輸送に適している。
日本レップは2005年11月の阪神物流センター(兵庫県西宮市)以後、1年余りで全国計25拠点の取得・開発を手掛け、合計延床面積は54万㎡に達した。