平和堂は、CSR報告書2008を公表した。
物流分野では、2007年6月、配送時のCO2排出量の削減を目的に、バイオ燃料の導入を実験的に開始した。店舗で使用したてんぷら油を回収してBDF2に精製し、5%混合油として、物流トラック1台と生ゴミ回収車1台に使用している。
今後は、BDF100%の燃料を使用した場合との比較・検討を進めながら、使用台数の拡大に取り組んでいくとしている。2008年度では、BDF使用車両台数を10台に増加を予定している。
併せて、商品の配送段階でのCO2排出量を削減するため、物流センターから店舗への配送時に、環境負荷の少ない運転法である「エコドライブ」に努めるため、各車両に「デジタルタコグラフ」を導入し、最高速度や平均速度、急発進・急加速・急減速の回数などを記録し、燃費の悪い運転をしたドライバーを対象に、エコドライブの再教育を実施している。