アイシン・エーアイ（株）は愛知県吉良町にマニュアルトランスミッション（MT）の生産工場を新設し、国内生産体制を強化する。
これまで主力のMTの生産は本社工場で行ってきたが、受注拡大で本社工場が手狭となったため、国内二番目の生産拠点として、生産の相互補完に便利な近隣の吉良町に新工場を設ける。これを機に、両工場での生産体制を再構築し増産体制を整える。
新工場は2008年1月に竣工。国内体制の再編・増強で、国内での生産能力は現在の160万基から2010年には1.5倍に拡大する見込み。
本社地区では工場とテクニカルセンターに加え、本社社屋を新たに建設、新社屋に本社機能を集約して業務の効率化を図る。
新工場の概要
所在地：愛知県幡豆郡吉良町大字友国字松下
敷地面積：8万4000㎡
建物：2層一部3階建て
施設延べ床面積：4万㎡
投資規模：約100億円（土地、建物等）
竣工予定：2008年1月
生産内容：FF用MTの加工・組付
生産数：約70万基／年間（2010年計画）
従業員：約500人（2010年計画）
