米GXS,Inc.は電子商取引プラットフォームを刷新し、専用ポータルサイトでの企業間取引機能を強化した。
刷新したのは同社の電子商取引プラットフォーム「GXSTrading GridR 2007」で、GXSの全B2Bサービスの基盤となるシステム。
多言語ポータルサイト、ソリューションの一つである「GXSインテリジェントWebフォームズ」の機能強化、ERPシステムとの統合を可能にしたメッセージング・ゲートウェイなどで構成。
導入により「顧客のB2B（企業間）統合に向けた投資を最大化し、グローバルサプライチェーンの機能強化を可能にする」としている。
新プラットフォームでは、多言語表示に対応し、取引プロセスのリアルタイムでの可視化を実現。顧客はサイト画面から取引先の追加や変更、リアルタイムでの取引状況の確認ができるため、グローバルサプライチェーンの管理が容易になる。
また、システムの自動通知機能により、請求書の発行から処理までにかかる期間、支払い履歴、輸送のタイムフレームなどの取引履歴を参照し、取引先ネットワークを主体的に拡大できるほか、取引先への企業間電子商取引の導入のためのイニシアチブを促進できる、としている。
